プレミアリーグ | アンセム・チャント | スタジアム |
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リヴァプール | You’ll Never Walk Alone | アンフィールド |
エヴァートン | Z-Cars(入場曲) | ヒル・ディッキンソン |
アーセナル | The Angel (North London Forever) | エミレーツ・スタジアム |
チェルシー | Blue Is the Colour | スタンフォード・ブリッジ |
マンチェスターC | Blue Moon | エティハド・スタジアム |
マンチェスターU | This Is the One | オールド・トラッフォード |
トッテナム | Glory, Glory, Tottenham Hotspur | トッテナム・ホットスパー・スタジアム |
ウェストハム | I’m Forever Blowing Bubbles | ロンドン・スタジアム |
ブライトン | Good Old Sussex by the Sea | アメックス・スタジアム |
クリスタルパレス | Glad All Over | セルハースト・パーク |
ニューカッスル | Going Home(入場曲) | セント・ジェームズ・パーク |
ブレントフォード | Hey Jude(入場曲) | Gtechコミュニティ・スタジアム |
アストン・ヴィラ | Don’t Look Back in Anger | ヴィラ・パーク |
ウルブス | Hi-Ho Wolverhampton! | モリニュー・スタジアム |
フォレスト | Mull of Kintyre | シティ・グラウンド |
曲 | You’ll Never Walk Alone |
作詞/作曲 | オスカー・ハマースタイン / リチャード・ロジャース |
アーティスト | ジェリー&ザ・ペースメイカーズ |
制作 | 1963年 |
アメリカのミュージカル「回転木馬」の劇中歌として作られ、1963年にリヴァプール出身のバンド、ジェリー&ザ・ペースメイカーズがカバーしてヒットし、1960年代よりクラブのアンセムとなった。
シャンクリー・ゲートの頭上に「You’ll Never Walk Alone」の文字が刻まれている。
「You’ll Never Walk Alone(YNWA)」の起源と公式アンセムになった経緯とその歴史的背景
1900年代初頭、ブタペストのモルナールの戯曲「リリオム」は苦難を経験したことのない人々には受け入れられなかったが、第一次世界大戦後、徐々に共感されはじめた。第二次世界大戦後、モルナールはアメリカへ移住、作品の権利を売り、「回転木馬」としてブロードウェイで上映、「You’ll Never Walk Alone」が誕生。リヴァプールのアメリカツアー中に同じバスに乗り合わせたジェリー&ザ・ペースメイカーズのリードボーカルが「You’ll Never Walk Alone」を披露、魅了される。苦難はリヴァプールの人々に共感できるものであり、勝利へと選手たちを駆り立てるものになった。(詳しくは下のリンクを参照)
リヴァプールのアンセム
エヴァートンFCのアンセム
曲 | Z-Cars(Theme from Z-Cars) |
作詞/作曲 | Johnny Keating And The Z-Men |
アーティスト | ー |
制作 | 1962年 |
Z-Cars(Theme from Z-Cars)は選手の入場曲。BBCの人気ドラマ「Z-Cars」オープニング音楽であり、「Johnny Todd」と呼ばれるリヴァプールの伝統的な子どもの歌を基にした曲。
エヴァートンファンであり、「Z-Cars」に出演していた俳優 レナード・ウィリアムズの追悼としてホームゲームでこの曲を流したのが始まり、「流されないと試合に勝てない」というジンクスも生まれ入場曲として定着した。
その他のエヴァートンのチャント
Spirit of the Blues | 歌詞「It’s good news for the Blues」ブルーズの魂を讃えるチャント |
Forever Everton | 歌詞「Everton, Everton, We’re Forever Everton」エヴァートンは永遠だと歌う |
Grand Old Team | 歌詞「It’s a Grand Old Team to play for」歴史と誇りを歌うアンセム |
曲 | The Angel (North London Forever) |
作詞/作曲 | ルイ・ダンフォード |
アーティスト | ルイ・ダンフォード |
制作 | 2022年 |
2022年5月のリーズ戦試合前に「The Angel (North London Forever)」の大合唱が起こり、監督が感動を語ったことがキッカケで、ホームゲーム前に流れる公式アンセムになる。参考
その他のアーセナルのチャント
1971年 | Good Old Arsenal | 1971年のFAカップ決勝で歌われた応援歌で、ジミー・ヒルの「Rule,Britannia!」のメロディーに合わせた応援歌でアーセナルの選手たちがレコーディングに参加 |
1993年 | Shouting for the Gunners | Tippa Irie と Peter Hunnigale による応援歌 |
アーセナルのアンセム
チェルシーのアンセム
曲 | Blue Is the Colour |
作詞/作曲 | ダニエル・ブーン/ロッド・マックイーン |
アーティスト | アーセナルの選手 |
制作 | 1972年 |
1972年のFAカップ決勝出場を記念して制作された公式ソング、決勝の前に選手たち自身が歌ったことで話題となった応援歌
その他のチェルシーのチャント
The Liquidator | 入場局(1969年~) |
Carefree | 歌詞「Carefree, wherever we may be」アウェイ線での気持ちを歌う。原曲:「Lord of the Dance」 |
Keep The Blue Flag Flying High | プライドと勝利への誓いを込めたチャント。原曲:クリスマスキャロル「もみの木」 |
曲 | Blue Moon |
作詞/作曲 | ロレンツ・ハート / リチャード・ロジャース |
アーティスト | ー |
制作 | 2022年 |
「Blue Moon」は、1989-90シーズン開幕戦(リヴァプール戦)アンフィールドで歌われたのが最初。参考
その他のマンチェスター・シティのチャント
Boys in Blue | エティハドでの試合終了時 |
Live for City | エティハドでの試合前 |
We’re Not Really Here | 応援チャント・得点後 |
マンチェスターCのアンセム
マンチェスターUのアンセム
曲 | This Is the One |
作詞/作曲 | イアン・ブラウン / ジョン・スクワイア |
アーティスト | The Stone Roses |
制作 | 1989年 |
公式ウォークアウトソング、試合前の選手の入場曲。
サー・アレックス・ファーガソン監督がブライアン・マクレアに曲を選ぶように指示したという話がある(参考:The Sun)The Stone Roses はマンチェスター出身のバンド。
その他のマンチェスター・ユナイテッドのチャント
Glory Glory Man United(GGMU) | 1983年のFAカップ決勝を機に歌われるようになった応援歌。原曲はアメリカ南北戦争の歌「The Battle Hymn of the Republic(リパブリック賛歌)」 |
We’ll Never Die | 歌詞「We’ll never die, we’ll keep the red flag flying high」サポーターの忠誠心を歌う |
Take Me Home, United Road | キックオフ前に流れる。歌詞「United Road」 |
原曲 | Glory, Glory, Hallelujah |
作詞/作曲 | 起源は不明(Charles Nicholas Hodge) |
アーティスト | ー |
制作 | ー |
リパブリック讃歌「Glory, Glory, Hallelujah」のメロディーを用いたチャント。1961年ヨーロピアンカップで、トッテナムのラフタックルに対し「天使でない」と評される。それに対し第2戦でファンが天使の衣装で臨み「Glory, Glory, Hallelujah」を歌ったことがキッカケで伝統となる。
1981年、FAカップ決勝の時にスパーズの選手とChas & Daveによる「Chas & Dave feat. Tottenham Hotspur FA Cup Final Squad」がリリースされた。(Ossie’s DreamのB面)
その他のトッテナムのチャント
Ossie’s Dream (Spurs Are on Their Way to Wembley) | 1981年のFAカップ決勝進出を祝してリリース |
McNamara’s Band | ハーフタイム・後半開始時の入場・再開曲。 |
サウススタンド「We’re the Park Lane」・イーストスタン「We’re the Shelf side」 | 掛け合いチャント |
トッテナムのアンセム
ウエストハムのアンセム
曲 | I’m Forever Blowing Bubbles |
作詞/作曲 | Jaan Kenbrovin / John Kellette |
アーティスト | ー |
制作 | 1918年 |
1918年アメリカ ブロードウェイミュージカルのポピュラーソング。1920年代、ウエストハムの監督が地元の学校チームを指導していた際、その学校の応援歌として歌われ始め、ウエストハムサポーターにも広まった。
選手入場曲で、大合唱と同時にしゃぼん玉の演出がある。歌詞:「夢や希望は泡のように消えてしまう」
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