プリズン・ブレイク シーズン4のあらすじと人物相関図
スクレ、ベリック、TバックはSONA刑務所の暴動を気に脱獄。Tバックはメキシコ、スクレとベリックはアメリカへ逃げる。

鳥類図鑑の謎
Tバックは社員に成りすましゲート社で働きながら鳥類図鑑の解読を行う。スクレとベリックは、ウィスラーの鳥類図鑑を持っているTバックを探す。
ウィスラーは組織の人間であり、スキュラに関する情報を鳥類図鑑に記載していた。その暗号を解くため、後にTバックはマイケルに会う。鳥類図鑑の解析により、スキュラへの「道」が判明する。
脱獄後のマイケル・リンカーン・マホーン
SONA刑務所脱獄から3週間後、マイケルはロサンゼルスにいて、グレッチェンとウィスラーを発見。サラが生きていることがわかる。その後グレッチェンは組織に監禁される。
リンカーンとマホーンは逮捕され、マイケルとともに国土安全保障捜査官ドナルド・セルフに組織打倒のために雇われる。
国土安全保障
- ドナルド・セルフ 国土安全保障捜査官
- トリシェン(ミリアム・ホルツ) セルフの部下でゲート社の受付嬢として潜入
- ハーブ・スタントン セルフの上司
組織
- ジョナサン・クランツ 将軍 組織の黒幕
- ワイアット・マシューソン 組織の工作員
- クリスティーナ・スコフィールド マイケルとリンカーンの母親
組織外
- ブルース・ベネット サラの父の友人・サラの父親的存在
- フェン・ファン スキュラの売買
- ナヴィーン・
バナルジー スキュラの買い手インドの首相の息子
任務 スキュラを入手すること
スキュラとは組織の機密情報が入ったカードであるらしい。コンピューターハッカーのローランド・グレンが、近くに持って行くだけで情報をダウンロードできる装置を開発した。その装置をスキュラの所有者の近くに持って行き、カードの情報をダウンロードすることが任務であった。
スキュラの情報をダウンロードすることに成功するが、スキュラカードは6分割されていることがわかった。国土安全保障省は作戦を中止し、マイケル達を収監することとした。
マイケル、リンカーン、マホーン、サラは5枚のカードの行方を追う。マイケルが6人の密会現場の録画に成功したことから、作戦は再開された。
スキュラカード2枚目 警察の式典
警察官に成りすまし、警察関連の式典の出席しダウンロードに成功。
スキュラカード3枚目 財務省
財務省内に侵入しダウンロードに成功。
スキュラカード4枚目 競馬場
競馬場でダウンロードに成功するが、マホーンが逮捕され、装置を没収される。セルフが装置を回収し、マホーンは裁判中に脱走する。
スキュラカード5枚目 ラスベガス
カード所有者が妻のために若い男を求めているとのことで、スクレが接触する。ダウンロードに成功するが、ローランドがラスベガスの係員に捕まり、装置を没収される。
鳥類図鑑の解析
Tバックはマイケルとベリックを連れ去り、本の解析をさせると、ゲート社の部屋に道があることが判明した。マホーンがマイケルとベリックを救出、マイケルはグレッチェンと手を組むこととなる。マホーンはスキュラの設計士デイビッド・ベイカーのもとを訪ね、図面記号の紙を受け取る。
マホーンとワイアット
過去にマホーンの息子を殺したのは組織の工作員ワイアットだった。ワイアットはサラの居場所を突き止めるためベネット(リンカーンの元恋人)に自白剤を注射し、殺害する。サラの使用したクレジットカードにより、サラの居場所がわかった。
ワイアットはローランドに隠れ家を聞き出し、殺した後に、マイケル、マホーンらの隠れ家に行く。
マホーンはワイアットを拷問し、電話で妻に謝罪させ、海に沈めた。
スキュラカード6枚目 将軍
6枚目の所有者・将軍のところへ行くが、ワイアットが待ち構えていて失敗する。マイケルは裏切者はローランドだと思っていた。そこで、ローランドはワイアットに隠れ家を教える代わりに金を要求する。しかし、ワイアットに殺されてしまう。
サラはワイアットと会話し、言葉を引き出す。それをセルフが編集し、将軍への電話で「彼らは死んだ」とメッセージを流し、マイケルらは死んだことを偽装した。その後、ワイアットはマホーンに殺される。
グレッチェンは将軍を誘惑しスキュラカードを奪おうとするが失敗する。ゲート社の受付嬢トリシェンはセルフの部下であり、Tバッグを監視していた。Tバッグとグレッチェがフェン・ファンにスキュラを売ろうとしていることをセルフは知る。
水路から侵入 ベリックの死
組織に侵入のために、水路を封鎖し穴を開けて侵入するが、途中ベリックが水を防ぐために自分の身を犠牲にする。マホーンはベリックの棺に、ベリックが憧れていた警察官のバッチを入れる。
スキュラの保管庫に侵入
マイケル、リンカーン、マホーン、スクレは保管庫に侵入。スキュラに触れると警報機がなった。将軍は保管庫に部下を送り込む。マイケルは保管庫へ来た将軍らを銃で脅しス6枚目のスキュラカードを手に入れた。
それは解読器ではなくスキュラの保管庫であった。6枚のカードは保管庫のキーであり、マイケルらは本物のスキュラを手に入れる。そして将軍の娘リサ・タバックを盾に保管庫から脱出する。
侵入口で待っていたTバックとグレッチェは、Tバックの偽名がバレ、ゲート社に立てこもる。受付嬢トリシェインに扮していたミリアムはTバックを逮捕する。
セルフの裏切り
スキュラと引き換えに保釈手続きを手にしたが、それは白紙だった。
セルフはミリアムを殺し、自分もマイケル等に殺されたことにした。セルフはグレッチェンの姉と娘を人質に取り、グレッチェンに買い手を探させる。そしてマイケルらの居場所を聞き出し、Tバックは居場所を国土安全保障省に通報、リンカーンが捕まる。
セルフの上司スタントンは保身のために、リンカーンとマイケルを殺そうとするが、将軍の手下にスタントンは殺され、リンカーンとマイケルはスクレに助けられる。
マホーンはFBIに真実を告げるため会った部下に逮捕されてしまうが、移送中に逃げ出す。
スキュラの一部が欠けている
セルフはスキュラを売ろうとしたが、スキュラの一部が欠けていることに気付く。マイケルが一部を抜き取っていた。
セルフとグレッチェンはスキュラのパーツを見つけ出し、スキュラを完成させる。セルフはスキュラの仲介人に手数料を払うことを惜しみ、殺してしまう。買い手はセルフとグレッチェンの殺害を企て、スキュラを持って逃げる。
脳腫瘍の手術とスキュラ
将軍はリンカーンに、マイケルの脳腫瘍の手術と引き換えにスキュラの奪還を要求する。マイケルの手術は成功し、マイケルはスキュラは組織の情報ではなく、太陽エネルギーを最大限に活用できる理論が収められていると気付く。
マイケルは母親が組織の一員であり、リンカーンが組織のために働いていることを知る。マイケルは組織に入ることを拒んだために、組織は薬による洗脳を試みていた。マイケルはサラにより助け出される。
将軍の命令でリンカーン、グレッチェン、セルフ、Tバッグはスキュラを追いマイアミへ行く。マホーンもマイアミで合流する。グレッチェンは単独行動をして、重傷を負い、警察に捕まる。
マイケルとリンカーンの母
リンカーンは組織にスキュラを渡そうとするが、マイケルは組織に渡すべきではないと思っていた。リンカーンはスキュラを買った人物と電話で話す。その人は母親クリスティーナ・スコフィールドだった。
クリスティーナは将軍の暗殺を企て、組織のトップに立とうとしていた。リンカーンがクリスティーナの回りを調べていることから、クリスティーナはリンカーンの殺害を命じる。クリスティーナはスキュラをインドに売ろうとしていた。
Tバックはクリスティーナがスキュラを持っていることを将軍に伝えたことで、将軍もマイアミへ向かう。
クリスティーナがスキュラについて思惑
スキュラを素材として組織を成長させるよりも、手っ取り早くスキュラを売るべきだと、もし今後世界規模の戦争や飢饉が起きれば、どの国も防衛力を高めるために技術を買いたがる。太陽光を使った最先端の兵器などを買いたがるので、スキュラを売るべきだとクリスティーナは考えていた。
また、組織に仕えていたヴィンセント博士はエコフィールド社のような幽霊会社で資金を吸い上げているだけならば、組織は長続きしないと思っていた。
インド首相の息子暗殺
マイケルはクリスティーナからリンカーンが実の兄でないことを知らされ、エネルギー会議の計画を知る。リンカーンはクリスティーナの罠により、世界エネルギー会議に出席するインド首相の息子で、クリスティーナが取引を持ち掛けたバナルジーの暗殺犯の濡れ衣を着せられる。
クリスティーナはインド首相の息子の暗殺に中国が関わっていることにして、スキュラの価値を上げようと考える。クリスティーナは中国にも取引を持ち掛ける。
マイケルの決断
マイケルはクリスティーナからスキュラを奪う。
クリスティーナはリンカーンを捕まえ、将軍はサラを捕まえ、スキュラとの交換条件にした。マイケルはリンカーンかサラかの選択を迫られる。
マイケルはサラを、マホーンはリンカーンを救出する。セルフはFBIに尋問された後、クリスティーナの部下に殺害される。
免責
スキュラを手にしたマイケル等は、スキュラを処分することを考えるが、ケラーマンから国連事務総長の主席顧問にスキュラを渡せば、免責を与えると持ち掛けられる。
マイケルはすぐに取引に応じず、重症のリンカーンのために医薬品を探しに行く。そこでマホーンはFBIに捕まり、マイケル、リンカーン、サラは将軍に捕まる。
スクレとシーノートが助けに現れる。スクレはFBIに捕まり、将軍とTバッグも逮捕される。スキュラを奪いにきたクリスティーナはサラに射殺される。
マイケルはケラーマンと取引をする。マイケル、リンカーン、サラ、スクレ、シーノート、マホーンは免責とされる。
結末
マホーンはパムと別れ、ラング(FBIの黒人の女性捜査官)と一緒になる。4年後、リンカーン、サラ、マイケルの息子、スクレ、マホーンがマイケルの墓前に集まる。将軍は死刑判決、Tバッグは刑務所で下っ端を連れていた。