Wi-Fi6対応ルーターの比較一覧
- 6番目のWi-Fi規格「11ax(IEEE 802.11ax)」を「Wi-Fi 6」と呼ぶ
- Mbpsは1秒間に送受信できるデータ量
5GHz | 2.4GHz | 価格 | |
---|---|---|---|
アンテナ | アンテナ数/Mbps | アンテナ数/Mbps | |
外付け | 8本/4803Mbps 11ax/ac/n/a | 4本/1147Mbps 11ax/n/g/b | 31,800円 |
外付け | 4本/4083Mbps 11ax/ac/n/a | 3/860Mbps 11ax/n/g/b | 23,900円 |
内臓 | 4/4083Mbps 11ax/ac/n/a | 2/573Mbps 11ax/n/g/b | 14,174円 |
内臓 | 4/2401Mbps 11ax/ac/n/a | 4/800Mbps 11n/g/b | 9,542円 |
Wi-Fiの規格とアンテナの本数と送受信可能なデータ量と価格を比較しています。(価格は価格ドットコムの最低価格を記載しています)
Wi-Fiルーター箱の表示の比較とその意味
目に入るのが外箱なので、その表示を比較。
外箱に表示されている主な内容
- Wi-Fiの規格(11axまたはWi-Fi6、11n)
- アンテナの本数(2本~8本)
- 送受信可能なデータ量(Mbps)
通信速度・送受信可能なデータ量 Mbps の意味
※8bit=1Byte
ストリーム数とは・最適なストリーム数
ストリーム数とはアンテナの数のことです。アンテナの数が多いほど、高速に通信ができます。
- 受信ストリーム数×送信ストリーム数
受信ストリーム数×送信ストリーム数 | |
---|---|
5GHz | 8×8、4×4 |
2.4GHz | 4×4 、3×3 |
最適なストリーム数
機器に12台以上の接続の場合 | 4×4(アンテナ4本)以上 |
2~3階建ての一戸建て | 大型可動式アンテナ(外付けアンテナ) |
マンションでファミリーの場合 | 3×3(アンテナ3本)以上 |
ワンルームマンション | 2×2(アンテナ2本) |
5GHz帯と2.4GHz帯
Wi-Fiの通信は5GHz帯と2.4GHz帯を利用しています。
5GHz帯 | 障害物に弱い(壁などがあると障害となる場合がある) 周波数帯を使用する機器がないため、電波干渉が少ない |
2.4GHz帯 | 障害物に強い 電子レンジやBluetoothなど、電波干渉する |
通信規格と最高通信速度
「IEEE802.11ax」や「Wi-Fi 6」は、Wi-Fiの通信規格です。
「Wi-Fi」規格の新旧をよりわかりやすくするために、6番目のWi-Fi規格「11ax(IEEE 802.11ax)」を「Wi-Fi 6」と呼ぶことになりました。
buffalo
新しい呼称 | 正式な規格名称 | |
---|---|---|
Wi-Fi 6 | IEEE802.11ax | 2019年 |
Wi-Fi 5 | IEEE802.11ac | 2013年 |
Wi-Fi 4 | IEEE802.11n | 2009年 |
最大通信速度 | 周波数帯 | |
---|---|---|
Wi-Fi 6 | 9.6Gbps | 2.4GHz/5GHz帯 |
Wi-Fi 5 | 6.9Gbps | 5GHz帯 |
Wi-Fi 4 | 300Mbps | 2.4GHz/5GHz帯 |
スマートフォン。テレビなどに最適なWi-Fiの通信規格
最新のスマートフォン・タブレット | Wi-Fi6(11ax) |
機器12台以上に接続 | Wi-Fi6(11ax) |
ルーターのアンテナ内臓と外付けアンテナはどちらがいい?
アンテナ内臓 | アンテナが内臓されており360°電波が放出される |
外付けアンテナ | 特定の場所の電波を強くしたい場合は その方向にアンテナを向けることができる |
2~3階建ての一戸建ての場合は可動式アンテナが良いとのこと。(参考 バッファロー)
ビームフォーミング
「ビームフォーミング」対応Wi-Fiルーターなら、子機側の位置や距離を判別し、電波を最適に届けることで、転送速度・安定性が向上します。
buffalo
iPhoneやXperia、スマートフォンには「ビームフォーミングEX」というWi-Fiを高速化する技術の対応機種があります。室内を持ち歩くiPhoneなどの場合、「ビームフォーミング」対応Wi-Fiルーターは効果的に電波を届けることができます。
「ビームフォーミングEX」とは、iPhoneのWi-Fiスピードを高速化する技術です。移動するiPhoneなどのbeamformingEX対応機器の電波をWi-Fiルーターの複数のアンテナがそれぞれ受信し、それらの電波の位相や振幅の差を計算することで、iPhoneなどの対応機器の位置や動きを察知します。
buffalo
MU–MIMO
MU-MIMOは同時に複数の端末との接続できる技術で、複数の端末に繋いでも速度が落ちることがありません。
メッシュネットワーク(メッシュWi-Fi)
- Wi-Fiルーターを2台以上利用し、Wi-Fiを拡張する方法
Wi-Fiを拡張する方法として、Wi-Fiルーター2台利用して、1台を親機、2代目を中継機して利用する方法があります。中継機は親機の電波を受信して、親機だけでは電波が届かない場所に電波を拡散します。
中継機を利用する方法とメッシュメッシュネットワークとは違いがあります。
中継機の利用 | 親機 | 中継機 |
メッシュネットワーク | コントローラーと呼ぶ | エージェントと呼ぶ |
接続先が自動で変更されるメッシュネットワーク
中継機の利用 | 接続先が固定されている |
メッシュネットワーク | 最適な接続先に自動で変更される |