「ボーンシリーズ」を見る前に知っておくこと
ボーンシリーズは前作との繋がりが深く、最初の数分は前作のシーンから始まる。話の流れにスピード感があり、前作が理解できていなければ、映画の内容を理解することが難しいように思う。それで、ここに全作品の重要なポイントを記載した。
前回は「ボーン・アイデンティティー」をまとめたが、今回は「ボーン・ボーン・スプレマシー」について記載する。
ボーンシリーズ
- ボーン・アイデンティティー
- ボーン・スプレマシー
- ボーン・アルティメイタム
- ボーン・レガシー
- ジェイソン・ボーン
ボーン・レガシーでは、ジェイソン・ボーンは名前のみの登場でボーン本人は登場しない。
ボーンシリーズのあらすじと人物相関 ボーン・スプレマシー
役名 | キャスト | 人物像 |
---|---|---|
マット・デイモン | ||
ジュリア・スタイルズ | ヨーロッパ後方支援員 | |
フランカ・ポテンテ | 領事館で知り合った女性 | |
クリス・クーパー | トレッドストーン作戦指揮官 アボットに暗殺される | |
ブライアン・コックス | CIA作戦部長・トレッドストーン計画責任者 | |
ガブリエル・マン | コンクリンの部下 | |
ジョアン・アレン | CIA司令官 | |
トム・クローニン | トム・ギャロップ | ランディの部下 |
カール・アーバン | 石油王グレツコフに雇われる殺し屋 | |
マートン・チョーカシュ | ボーンの元同僚(トレッドストーン) | |
ユーリ・グレツコフ | カレル・ローデン | ロシアの石油王 |
ニクワナ・ウァムボージー | アドウェール・アキノエ=アグバエ | 某国の政治家 |
ボーン・スプレマシーのあらすじ
トレッドストーンは閉鎖となり、コンクリンが暗殺され、前回の事件は終結となる。その後、ジェイソン・ボーンはマリーとインドで暮らしていた。
トレッドストーンとは
原作のロバート・ラドラムの小説「暗殺者」の中でも記載されているが、CIAのスパイ(暗殺者)の教育機関で行われる洗脳であって、拷問などによって人格を改造し、スパイ(暗殺者)を育成。世界各国に潜伏させ、必要な時に役割を果たす作戦である。
ジェイソン・ボーンの任務の失敗以降、様々な失態がありトレッドストーンは閉鎖となる。
公金横領事件
7年前に公的横領事件が発生、犯人はCIAのスパイだという当時のネフスキーの証言と公的横領に関する資料を手に入れるために情報屋と接触する。その指揮官はパメラ・ランディである。しかし、何者かによって、情報屋と接触したエージェントは殺されてしまう。その殺害現場にジェイソン・ボーンの指紋があった。
7年前、トレッドストーンの指揮官だったウォード・アボットは、ロシアの国会議員ウラジミール・ネスキーと共犯し、公金を横領していた。
トレッドストーンを私的に利用
トレッドストーンの指揮官だったウォード・アボットはロシアの石油王グレツコフ と癒着していた。グレツコフ はアボットに大手資本家を批判するネスキーを暗殺するように指示する。当時トレッドストーン工作員だったジェイソン・ボーンにネスキー殺させた。暗殺は成功し、ネスキーの奥さんがネスキーを射殺し、奥さんは自殺したこととなった。
ジェイソン・ボーンを犯人に仕立てる
情報屋と接触したエージェント2人の殺害の犯人をジェイソン・ボーンに見せかけるために、ジェイソン・ボーンの指紋を残すなど工作をする。
恋人マリーの死から結末まで
ロシアの石油王グレツコフは、キリルと雇い、ジェイソン・ボーンの暗殺を企てるが、死亡したのは恋人のマリーだけであった。ジェイソン・ボーンはマリーが何故殺されたのか、自分のことを知るために動く。(ネスキーの娘と会った時に、残された者は死んだ理由を知りたいと話していたことから推測)
記憶やフラッシュバックで見る光景を頼りに、イタリア、ドイツなどで情報を集め、CIAの指揮官パメラ・ランディの存在を知る。パメラ・ランディと自首したいと交渉、CIAのニッキーをデモが予定さえている広場に来るように言い、ニッキーから情報を得る。
ボーンはネスキーの殺害現場に行き、当時のことを思い出す。アボットを探し出し、アボットの自供をボイスレコーダーに録音、パメラ・ランディに送る。アボットが自決し、ロシアの石油王グレツコフは逮捕される。
ジェイソン・ボーンと2人の女性
CIAの2人の女性が、犯罪者扱いにされているジェイソン・ボーン側につく。パメラ・ランディーは、トレッドストーンの部外者であり、中立的な見解で調査しており、暴走するアボットを止めようとする。ニッキーはトレッドストーンの関係者で、ヨーロッパの後方支援員で、トレッドストーン工作員の健康管理もしていた。
前回作「ボーン・アイデンティティー」「ボーン・アルティメイタム」は以下リンクに記載